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中小企業向け融資、2月は378億元減少


ニュース 金融 作成日:2009年4月2日_記事番号:T00014454

中小企業向け融資、2月は378億元減少

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)によると、各金融機関の2月末時点の中小企業向け融資残高は前月に比べ378億9,400万台湾元(約1,110億円)減少し、3兆421億元となった。このうち、政府系の華南銀、第一銀、彰化銀、台湾中小企業銀による残高減少分は314億2,900万元に達し、全体の8割を占めた。2日付工商時報が伝えた。

 金管会は政府系金融機関は元来中小企業向け融資の残高が多いため、増減を反映しやすいと説明。企業の資金需要が後退したことも残高減少の原因に挙げた。

 中小企業向け融資残高は1~2月に累計で954億4,900万元(3.04%)減少したことになる。2月末時点で中小企業向け融資が法人向け融資全体に占める比率は40.74%で、1月より0.39ポイント上昇した。中小企業向け融資の延滞比率は2.74%に上昇した。