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頂新集団、今年は売上2500億元達成へ


ニュース 食品 作成日:2009年4月2日_記事番号:T00014460

頂新集団、今年は売上2500億元達成へ

 
 台湾系の中国食品最大手、頂新集団董事で味全食品董事長の魏応充董事長は1日、「不景気を感じない」と発言。今年のグループ全体の売上高は少なくとも500億人民元(約7,200億円)、約2,500億台湾元相当に上り、利益も昨年を上回るという見通しを示した。2日付経済日報が報じた。

 同集団の昨年の売上高は480億人民元で、台湾では12%増収、利益は2倍となった一方、中国では33%増収、利益は前年の7倍になったという。今年は傘下のフライドチキンチェーン、徳克士(ディコス)の店舗網が1,000店を突破する可能性があり、2年以内にマクドナルドを抜いて中国2位の飲食チェーン店に成長させたい考えだ。

 魏応充董事はまた、3日に行われる台北市信義区の新光三越A11ビルの売却入札にファミリー企業名義で参加する意思を明らかにした。頂新集団の同ビルへの入札参加の観測については、経済日報が3月31日に「ダークホース現れる」と1面トップで伝えていた。低金利が続く中、不動産賃貸の投資利回りを好感しての判断だという。