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作成日：2009年4月2日_記事番号：T00014468
ウィンテック、ネットブック用パネル参入へ
携帯電話用パネル大手、勝華科技（ウィンテック）の黄顕雄董事長は１日、今後、低価格ノートパソコン（ネットブック）向けパネルを手掛ける方針を明らかにした。２日付経済日報が報じた。
黄董事長は、中国で「山寨機（さんさいき）」と呼ばれるノーブランドのネットブックの成長を好感しており、ＩＣ設計世界３位、聯発科技（メディアテック）の蔡明介董事長による「ノーブランドの山寨機、あすは主流に」という発言に共感を示している。また、インドのタタ自動車や中国の華為技術を例に挙げ、発展途上国の優良企業から「安くて良い製品」の開発を学びたいと語った。
なお、同社が１日に発表した３月の連結売上高は、前月比14.54％増の20億7,600万台湾元（約61億円）だった。証券会社からは、４月以降も増収が続き、単月黒字が期待できるとの予測が出ている。
