ニュース 運輸 作成日:2009年4月3日_記事番号:T00014483
陽明海運(ヤンミン・ライン)の何樹生総経理は2日、高雄港第6コンテナターミナルに建設を進めている埠頭(ふとう)2カ所(水深16.5メートル)について、来年10月にも試験運用を開始し、中国の提携相手の中国遠洋運輸集団(COSCO)からの貨物受け入れを拡大する意向を示した。3日付経済日報が伝えた。
高雄港にある同社の既存埠頭は水深が14.5メートルと浅く、COSCOの1万TEU(20フィートコンテナ換算)クラスの大型コンテナ船は接岸できないため、新埠頭の整備が急務となっている。
台湾海運業界では、長栄海運(エバーグリーン・マリン)と万海航運(ワンハイラインズ)、陽明海運の3社が投資する台北港の開港に伴い、高雄港からの貨物需要の流失が目立ち始めている。このため、陽明海運は高雄港の埠頭整備を前倒しして、貨物流出に歯止めをかけたい考えだ。
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