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バイテク産業振興、台湾生技設立へ


ニュース その他製造 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014526

バイテク産業振興、台湾生技設立へ

 
 行政院は近く、台湾のバイオテクノロジー産業育成に向け、台湾生物科技(仮称)を設立する。董事長には、米シリコンバレーの医療分野のベンチャーキャピタル、Vertical Group(バーティカルグループ)のパートナー、張有徳氏が就任する見通しだ。6日付経済日報が報じた。

 行政院経済建設委員会(経建会)の陳添枝主任委員は、「劉兆玄行政院長が(張氏に)決めたが、最終決定ではない」と語り、決定すれば「バイオテクノロジー飛躍計画(生技起飛計画)」はいよいよ稼働すると強調した。

 台湾生技は当初、行政院国家発展基金(国発基金)が40%、民間が60%出資し、資本金100億台湾元(約300億円)となるようだ。

 行政院の関係者によると、バイテク産業は核心技術を取得すれば利益率が70%以上に上る。現在、台湾のバイテク産業は世界シェア0.6~0.7%にすぎないが、研究開発(R&D)に力を入れ、5年以内に生産額を3兆5,000億元に拡大する目標だ。