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日東電工の偏光板撤退、台湾企業に恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014531

日東電工の偏光板撤退、台湾企業に恩恵

 
 日東電工が液晶パネル用偏光板やチップ・オン・フィルム(COF)の生産から撤退することを決め、台湾企業に恩恵が見込まれている。6日付経済日報が伝えた。

 日東電工は先ごろ、偏光板など不採算事業の整理を発表していた。同社は偏光板の世界シェア28%(ディスプレイサーチ調べ)を掌握する大手メーカーだったため、偏光板の業界地図に大きな影響を与えるのは必至だ。

 台湾では偏光板を生産する友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)、力特光電科技(オプティマックス・テクノロジー)、COFを生産する長華電材などの関連メーカーが利益を得ることになりそうだ。

 日東電工の台湾法人、台湾日東光学は先ごろ、偏光板部門の従業員120人を解雇していた。