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プロモスのECB買い付け金、支払期限を17日に延期


ニュース 電子 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014535

プロモスのECB買い付け金、支払期限を17日に延期

 
 中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、債務不履行に陥った海外転換社債(ECB)の額面の25%での公開買い付けで、既に社債保有者の8割から受け入れ表明を得た。しかし3日、銀行団から受ける予定の30億台湾元(約90億円)のシンジケートローン(協調融資)がいまだに実行されないため、予定していた支払いができなかった。同社はこのため、社債保有者への最終支払い期限を、今月17日に延期すると発表した。仮に17日に支払いを実行できない場合、同社は新たな信用危機に見舞われる恐れがある。

 これについて銀行団の上層部は、「プロモスに対する協調融資にはさらに細かい詰めを必要とする点がある」として、まだ正式契約に至っていないと改めて表明した。契約の日取りについても、何らスケジュールは決まっていないと説明した。6日付経済日報が報じた。