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作成日：2009年4月6日_記事番号：T00014538
エルピーダ坂本社長、「ＴＭＣとの協力は50ナノから」
台湾記憶体公司（ＴＭＣ）との提携が決まったエルピーダメモリの坂本幸雄社長は６日付経済日報のインタビューに対し、ＴＭＣとの協力は、既にエルピーダが量産態勢に入っている50ナノメートル製造プロセスから着手したいという考えを示した。
また、具体的な商業モデルについてはまだ協議していないと明らかにした上で、初期段階ではエルピーダの広島工場でＴＭＣのエンジニアの訓練に協力するなど、技術と人材の交流から始めたいという意向を語った。
ＴＭＣが米マイクロン・テクノロジーとも提携する意向であることについては、「多くの同業者の参加を歓迎する。マイクロンが参加しようとしまいとエルピーダとＴＭＣの提携には影響しない」と指摘した。
ＴＭＣとの提携が力晶半導体（ＰＳＣ）や瑞晶電子（レックスチップエレクトロニクス）との提携関係に影響するかという質問に対しては「まったくない。われわれはお互いを拘束することはない」と語った。
