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ギガバイトのネットブック、山寨機市場に参入へ


ニュース 電子 作成日:2009年4月6日_記事番号:T00014539

ギガバイトのネットブック、山寨機市場に参入へ

 
 この数年ノートパソコンや携帯電話などへと領域拡大を進めてきたマザーボード大手の技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が、いわゆる山寨機(さんさいき)と呼ばれる中国のノーブランド製品市場への参入を検討していることを初めて認めた。観測によると、同社は既に中国の山寨機の取扱業者3社と低価格ノートPC(ネットブック)の受注について商談を行っており、第2四半期中に詳細が明らかになる見通しだ。6日付経済日報が報じた。

 ギガバイトのノートPCは、傘下の盈嘉科技が他社製品との差別化に力を入れた自社ブランドを展開しており、新型ネットブックを3月末に発売したほか、4月にはさらに1~2機種の発売を予定している。同社は「今年第1四半期、ノートPC事業は黒字転換し、通年の出荷台数も3倍に成長して50万台を超える可能性が高い」との見方を示している。

 証券会社は、新型ネットブック発売効果などにより、3月の同社連結売上高は前月比で約10%増加して40億台湾元(約120億円)を突破したと推測している。