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馬総統の国民党主席兼任、47%が反対=中国時報世論調査


ニュース 政治 作成日:2009年4月8日_記事番号:T00014577

馬総統の国民党主席兼任、47%が反対=中国時報世論調査

 
 馬英九総統の就任1周年となる5月を前にして、馬総統が国民党主席を兼任すべきかどうかという議論が再燃している。これを受けて中国時報は7日夜、成人の男女700人余りを対象に電話アンケートを実施し、47%が「兼任に反対」、27%が「賛成」との調査結果を得た。また、回答者の39%が「国民党は馬総統の施政理念を実行していない」と感じており、主席兼任は馬総統にとって障害との見方が強いようだ。

 同調査では「国民党主席改選が行われた場合、誰を支持するか」という質問も行われ、胡志強台中市長が29%でトップ、これに馬総統(14.1%)、呉伯雄現主席(13.4%)、朱立倫桃園県長(10.2%)が続いた。

 なお馬総統の施政に対し「満足」と答えた比率は、同紙調査では金融危機発生後、景気が急激に悪化したことを受けて一時20%台まで落ち込んでいたが、今回は44.2%まで回復した。景気同様、馬総統の支持率も底打ちの可能性が見えている。

 同調査は艾普羅民意調査に委託して、無作為に電話番号を抽出して実施した。信頼度は95%、誤差は±3.7%。