台塑集団(台湾プラスチックグループ)が7日発表した主要4社の第1四半期の合計売上高は2,230億6,200万台湾元(約6584億円)で、前期比0.4%増のほぼ横ばいとなった。台プラ幹部によると、第1四半期は安定した原油価格と需要の回復、製品価格の上昇といった要素を追い風に利益が拡大し、黒字転換が確実だという。8日付経済日報が伝えた。
中でも、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、314億2,500万元(前期比26.6%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、426億2,700万元(同16.1%増)──の2社は2けた成長を記録、▽南亜塑膠工業(南亜プラスチック)、304億3,000万元(同4.5%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、1,185億8,000万元(同0.5%減)──の2社もマイナス成長ながら微減にとどまった。
台プラ主要4社は昨年第4四半期、需要急減などを受け、単期赤字が約800億元に達した。ただ、今年に入り中国の内需拡大政策「家電下郷」などで関連プラスチック原料の需要が回復、石油化学原料価格も上昇し、業績回復につながったもようだ。
4社の3月売上高は、▽台塑、115億800万元(前月比3.4%増)▽南亜プラスチック、109億9,300万元(同0.4%増)▽台化、167億9,400万元(同17.0%増)▽台塑石化、399億500万元(同3.0%増)──で、全社が前月比成長を記録、4社合計でも792億元と前月比で5.4%増加した。