ノートパソコン受託生産最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が8日発表した3月売上高は、前月比27.9%増、前年同月比16.5%減の633億7,900万台湾元(約1,880億円)で、3カ月ぶりに600億元台を回復した。一方、緯創資通(ウィストロン)は前月比40.3%増、前年同月比31.34%増の460億4,900万元で、前期・前年比ともに大幅成長がみられた。ノート受託業界は、川下から在庫補充のための受注によって好調となっている。9日付経済日報が報じた。
クアンタの3月出荷台数は270万台で、第1四半期通期では690万台だった。アナリストによると、4月の出荷台数も3月並みの高水準が期待でき、5月にはヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)の新機種発売が控えていることから、第2四半期は前期比10%の成長が見込めると証券会社は予測している。
ウィストロンの大幅増収は、聯想集団(レノボ)や宏碁(エイサー)からの受注増が理由のようだ。3月の出荷台数は220万台で、4月も同水準か微減にとどまるとアナリストは予測している。
英業達(インベンテック)が7日発表した3月売上高は、前月比10.6%増、前年同月比55.4%増の339億1,200万元だった。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は未発表だが、11%の出荷成長を記録したとされる。