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臍帯血、自己保存の使用で初成功例


ニュース 社会 作成日:2007年7月12日_記事番号:T00001465

臍帯血、自己保存の使用で初成功例


 保存しておいた自分の臍帯血(さいたいけつ)を使った脳性まひの治療が成功したことが11日明らかになった。民間臍帯血バンクが発足して以来、初の事例となる。

 治療を受けたのは1歳9カ月の男児で、今年2月、保存しておいた自分の臍帯血の移植手術を受けたところ、4カ月後、脳性まひ特有の両手の緊張や四肢のこわ張りがなくなり、寝返りやつかまり立ちが出来るようになった。

 自身の臍帯血移植は免疫の拒否反応が起こらないことから、米国や日本では、がんや血液疾病、脳神経・脊髄の病気の治療に使われている。脳性まひはこれまで根本治療法がないとされていたが、今回の治療成功を受け、臍帯血ビジネスの新たな発展が期待される。12日付中国時報が報じた。