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謝長廷氏めぐる疑惑、高雄市政府に捜査員派遣


ニュース 政治 作成日:2007年7月12日_記事番号:T00001469

謝長廷氏めぐる疑惑、高雄市政府に捜査員派遣


 最高検察署特別捜査組は10日、高雄市政府に捜査員を派遣し、民進党の総統候補、謝長廷前高雄市長の任期中のスキャンダル疑惑に関し市職員の事情聴取を行った。総統選挙の前哨戦が本格化する時期の捜査だけに政局に微妙な影響を与えそうだ。12日付中国時報が伝えた。

 検察当局が関心を示しているとされる疑惑のうち、大型商業施設「統一夢時代広場」に対する税制優遇措置と高雄ドームの工期遅れに関する事案は新たに捜査に着手した。このほか、高雄市のMRT(捷運)の入札過程、高雄銀行への役員派遣、玉皇宮違法建築撤去をめぐる政治献金などの疑惑に関する捜査も継続中とみられる。捜査官らは市政府の担当職員ら約40人から事情を聴いた。

 最高検特別捜査組の陳雲南主任は12日、「高雄市政府を訪れ、工務局、民政局などに対し資料の閲覧を求め、関係者から事情を聴いたのは事実だが、市政府の捜索を行った事実はない」と報道内容を一部否定した。