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南部沖でメタンハイドレート発見


ニュース 石油・化学 作成日:2007年7月12日_記事番号:T00001480

南部沖でメタンハイドレート発見

 
 経済部中央地質研究所は11日、南部の高雄、恒春沖で固体状 態で存在する天然ガス「メタンハイドレート」の埋蔵を確認したと発表した。推定埋蔵量は5,000億立方メートル以上とみられる。開発コストと技術的問題で現在は開発が困難だが、全量が採掘されれば、台湾における50年分の需要量に相当する。12日付工商時報が伝えた。

 メタンハイドレートは深海域の低温、高圧の環境下に存在しており、最近各国が自国の経済水域内で相次いで調査を進めている。採掘技術は2015~16年の商業化を目指し、開発が進められている。

 中央地質研は04年から高雄、恒春沖で調査を実施してきた。中国も今年4~6月にかけ、南シナ海北部、東沙諸島南西沖でメタンハイドレートを発見している。