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澎湖の超未熟児、軍用機で台北に搬送


ニュース 社会 作成日:2007年7月13日_記事番号:T00001489

澎湖の超未熟児、軍用機で台北に搬送


 澎湖県で生まれた超未熟児が12日、軍用機で台北に搬送され、三軍総医院の小児集中治療室に収容された。13日付中国時報が伝えた。

 搬送されたのは、母親の陳瓊薇さんが妊娠24週目で早産した女児、甘宜貞ちゃんで、出生時の体重は675グラムしかなかった。軍用機の派遣は陳水扁総統が指示した。

 しかし、宜貞ちゃんは早産による網膜炎、慢性肺炎などを併発しており、予断を許さない状況で、懸命の治療が行われている。

 澎湖諸島では台湾本島に移送が必要な急患をヘリコプターで台中か高雄に運ぶのが通例だが、赤ちゃんの容態を心配する家族が同意しなかった。このため、C-130輸送機で台北に搬送する異例の対応が取られた。