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玩具への可塑剤添加、年明けから全面禁止


ニュース 社会 作成日:2007年7月13日_記事番号:T00001490

玩具への可塑剤添加、年明けから全面禁止


 行政院環境保護署は、プラスチック製玩具などに含まれる合成樹脂可塑剤の「フタル酸ジオクチル」(DOP)について、3歳以下の乳幼児向け玩具への添加を来年1月から全面禁止することを決めた。違反した場合最高500万台湾元の罰金などが科せられる。

 「フタル酸ジオクチル」はプラスチック製品一般に可塑剤として添加され、玩具や子供用品からも大量に検出されている。環境ホルモンの一種であるため、体内に入るとホルモンバランスを崩し、ぜん息・神経炎の誘発、生殖機能、胎児や乳幼児への影響、および発がん性が指摘されている。欧州連合(EU)では1999年から3歳以下の子供用品への添加規制をしているが、台湾は輸入製品も含め全面禁止に踏み切る。