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中台間の金融MOU締結、「過度な期待は禁物」=金管会主委


ニュース 金融 作成日:2009年4月23日_記事番号:T00014922

中台間の金融MOU締結、「過度な期待は禁物」=金管会主委

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員は22日、25日から開催される馬英九政権発足後3回目の中台公式協議における議題の一つ、中台間の金融協力に関する覚書(MOU)について、「締結後すぐに域内銀行が大陸(中国)支店を開設できるわけではない」と語り、「MOU締結は金融協力における第一歩に過ぎず、過度な期待は禁物だ」と冷静さを呼び掛けた。23日付経済日報などが報じた。

 第3回中台公式協議後、5月末には銀行、証券、保険業に関するMOUが結ばれ、中台の金融監督機関が具体的な開放内容について協議するとみられていたが、陳主委が「交渉事は慎重に進めるべきで、あわてる必要はない」と語ったことから、中台の相互開放の時機は下半期以降にずれ込む可能性もありそうだ。

 陳主委は金融業の相互開放について、台湾と中国では銀行の規模も数も大きく異なるため、総資産や預金残高、支店数、従業員数などの違いを考慮して総合的に判断しなければならないという考えを示した。また、台湾の銀行は中国進出において、その他の外資系銀行より有利な条件を求めているが、台湾の矮小(わいしょう)化につながるという意見もあり、単純な問題ではないと説明した。