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遠雄集団トップ、今年の資金流入2兆元を予測


ニュース 建設 作成日:2009年4月27日_記事番号:T00014989

遠雄集団トップ、今年の資金流入2兆元を予測

 
 遠雄企業集団(ファーグローリー)の趙藤雄董事長は24日、中国資本による対台湾投資解禁が秒読み段階となったことについて、「大陸人(中国人)は必ず家を買いにやってくる」と述べ、年内に2兆台湾元(約5兆7,000億円)の資金が流入するとの見方を示した。25日付工商時報が伝えた。

 趙董事長は今年初めに相続税・贈与税の税率が10%に引き下げられた後、既に5,000億元が還流し、今後は中国資本の投資解禁で多額の資金が台湾に流入するとの認識を示し、「台湾の不動産価格はこれ以上下落しない。春は来た。これ以上ひどくはならない」と断言した。

 趙董事長はその上で、中国人による不動産購入を促進するため、▽中国人に旅券で銀行口座の開設を認める▽台湾側で不動産ローンを提供する▽不動産取得者の滞在期限を3~5カ月に延長する▽不動産購入資金の出所を問わない──などの措置を実施すべきだと呼び掛けた。