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明基インサイダー事件で初公判、李董事長が罪状否認


ニュース 電子 作成日:2007年7月13日_記事番号:T00001506

明基インサイダー事件で初公判、李董事長が罪状否認


 明基電通(BenQ)の株式をめぐるインサイダー取引事件の初公判が12日、桃園地裁で開かれた。証券取引法、資金洗浄防止法違反で起訴された同社の李焜耀董事長ら同社幹部は罪状認否で起訴事実を否認した。

 李董事長らは、昨年3月に独シーメンスの携帯電話部門買収に伴う巨額損失を公表する前に、4人の従業員名義で保管していた海外勤務従業員の持ち株を売却し、売却益をいったんマレーシアに設立したペーパーカンパニーにプール。決算公表後に株価が急落した局面で、プール資金で自社株を買い支えたとして、起訴された。

 李董事長は初公判で出国禁止措置の解除を求めたが、裁判所側は協議の上、可否を判断するとした。