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凌陽と緯創、任天堂「Wii」向け出荷に期待


ニュース 電子 作成日:2007年7月13日_記事番号:T00001507

凌陽と緯創、任天堂「Wii」向け出荷に期待


 任天堂がゲーム機「Wii」の販売好調を受け、部品などの発注先を拡大する方針を示す中、台湾企業の間でも受注期待が高まっている。13日付経済日報が伝えた。

 凌陽科技(サンプラス・テクノロジー)がリモコン用の半導体チップの受注を目指しているとされるほか、緯創資通(ウィストロン)が組み立て最終工程に名乗りを上げている。光宝集団(ライトオン・グループ)も電源部の受注に期待をかける。

 現在、「Wii」の組み立て工程は鴻海集団の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)が受注しているほか、リモコンのワイヤレス映像追跡感応チップを原相科技(ピクスアート・イメージング)、電源部は台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)がそれぞれ受注している。

 任天堂は新規発注先を第2四半期に決定する予定だったが、遅れが出ている。受注競争には日本や韓国のメーカーも名乗りを上げており、各社の受注が実現するかは予断を許さない。