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ノートパソコン、下半期は部品不足に直面か


ニュース 電子 作成日:2007年7月13日_記事番号:T00001512

ノートパソコン、下半期は部品不足に直面か

 
 今年上半期、ノートパソコンは旺盛な需要に支えられて出荷が好調だったが、下半期は部品不足に直面し、業績や戦略に影響が出る恐れがある。

 13日付工商時報によると、このところパネル、バッテリーモジュール、ハードディスクの欠品が相次いで伝えられており、オファー価格が上昇している。ノートパソコン用液晶パネルは7月から約3%値上がりし、14~17インチで100米ドル以上の価格に戻った。新普科技や順達科技(ダイナパック)は5月にバッテリモジュールの価格を5~10%値上げしたが、第3四半期にもさらにに5~10%値上げする予定。富士通によると、ハードディスクも昨年の供給過剰による各メーカーの減産を受け、8月から品薄状態になる見通しだ。

 ノートパソコン用部品は最近2年、夏季に品不足に陥っている。宏碁(エイサー)は昨年、部品不足によって中国市場でのシェア拡大をあきらめ、米国市場の需要対応に専念した。