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中油の第3ナフサ、7日から稼働再開【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月6日_記事番号:T00015176

中油の第3ナフサ、7日から稼働再開【図】

 
 川下での景気見通し悪化により、台湾中油は第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)の稼働を4月1日から2カ月の予定で停止していたが、7日からの再稼働を決め、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの供給を再開する。2万トン近くのエチレン月産能力を持つ第3ナフサプラントは、5~6月の受注が既に満杯状態だという。6日付経済日報が報じた。

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 同社は石油化学基礎原料の需要増や価格上昇などから供給量増加を熱望する川下メーカーの求めに応じ、再稼働の前倒しを決めた。

 第3ナフサ再稼働前倒しの情報を受け、台湾の石化メーカーが海外への原料発注を取りやめたことなどから、エチレンのアジア市場スポット価格は今週、1トン当たり700米ドルから680~690米ドルに値下がりしている。1トン当たり865米ドルだったプロピレンも840米ドルに、720~730米ドルだったブタジエンも700~710米ドルに下がっている。