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戒厳令解除20周年、民進党幹部が龍山寺に集結


ニュース 政治 作成日:2007年7月16日_記事番号:T00001518

戒厳令解除20周年、民進党幹部が龍山寺に集結

 
 1987年の戒厳令解除からちょうど20周年に当たる15日、陳水扁総統、総統候補の謝長廷氏ら民進党幹部が台北市の龍山寺に集結し、記念行事を行った。

 龍山寺は、戒厳令が解除される前年の86年5月19日に民主運動家らが抗議デモを行ったことで知られる。同党幹部らは「取消戒厳」などと書かれた復刻版のベストを着て座り込みを行うなどした。

 会場には民進党支持者らが集まり、戒厳令下で発禁処分にされていた歌謡曲のコンサートも行われた。

 ただ、総統選挙の副総統候補に挙がっている蘇貞昌前行政院長と葉菊蘭前行政院副院長は、謝氏に配慮して参加を見送った。

 一方、総統府では同日午前、行政院文化建設委員会の主催で「戒厳令解除20周年民主運動映像展」が開かれた。
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民進党が戒厳令解除に役割を果たしたのは事実だが、今回は「まるで自分たちだけの手柄のように振る舞っている」という批判が聞かれた。李登輝前総統は、当時の蒋経国総統による先見的な判断だったと指摘した(15日=中央社)