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台北市の不動産競売、成立率が急速に回復


ニュース 建設 作成日:2009年5月7日_記事番号:T00015198

台北市の不動産競売、成立率が急速に回復

 
 台北地方法院(台北地裁)で5日に予定されていた不動産競売案件36件のうち、入札が中止された4件を除く32件中10件が落札され、競売成立率は年初来最高の31.25%に達した。不動産業界関係者は「裁判所での競売もようやく回復し始めた」と胸をなで下ろしている。7日付工商時報が伝えた。

 台北地裁での競売成立率は第1四半期、わずか10%にとどまっていた。入札代行業者は、ホットマネーが台湾に流入し、株式市場が過去2カ月間、安定して上昇していることと無関係ではないとみている。このうち、台北市忠孝東路五段の路地にある一戸建て住宅には26人の入札者が競合し、最低入札価格を約40%上回る価格で落札された。業界関係者は落札価格が相場の新たな基準になると指摘した。