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プロジェクター市場、Q1出荷台数が1割減


ニュース 家電 作成日:2009年5月7日_記事番号:T00015205

プロジェクター市場、Q1出荷台数が1割減

 
 市場調査機関IDCの台湾プロジェクター市場に関する調査結果によると、第1四半期の出荷台数は2万200台で、前期比11.8%減、前年同期比17.7%減となった。公的機関や企業の調達、および家庭向けの需要が低迷したことが響いたようだ。7日付工商時報が伝えた。

 メーカー別1位から5位までのシェアランキングは、▽エプソン▽オプトマ▽麗訊科技(Vivitek)▽パナソニック▽ビューソニック──の順で、5社でシェア79.1%を占めた。

 スペック別では、昨年第4四半期から価格が下落している輝度2,500~3,000ルーメンの製品が急速に伸び、これまで主流だった2,000~2,499ルーメンを抜いて今年第1四半期のシェアが32.6%まで拡大した。

 IDCの金恵珍アナリストによると、今年は企業と家庭の需要が引き続き盛り上がりに欠けるとみられる中、大手各社は政府機関の調達需要に期待している。政府および教育機関の調達需要は従来、出荷台数ベースで市場全体の6割を占めていたが、今年は6割に上昇する見通しだ。