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陳前総統の収監延長審理、法廷で体調不良


ニュース 政治 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015216

陳前総統の収監延長審理、法廷で体調不良

 
 マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴され拘置所に収監されている陳水扁前総統の収監延長の是非を判断する審理が7日、台北地裁で開かれ、陳前総裁は釈放を重ねて求めた。法廷では突然机に突っ伏す場面があり、いったん休憩を挟んで審理が続行された。職員に支えられ、全身を震わす陳前総統の姿に傍聴者からは泣き声も漏れた。8日付中国時報が伝えた。

 陳前総統の収監期限は今月25日に切れる。収監延長の是非は検察側、弁護側の意見を踏まえ、裁判所が決定する。台北地裁はきょう(8日)正午までに陳前総統と担当弁護士に追加意見の提出を求めており、早ければ同日午後にも判断が示される見通しだ。

 陳前総統は7日夜、「違法な収監に抗議するため、担当弁護士を解任し、裁判長に無期懲役の判決を求める。上訴はしない」とする声明を発表した。また、同日から馬英九政権を非難するデモが予定される今月17日まで拘置所内でハンストを行う考えを示した。