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台中徳安購物中心、INGが経営引き継ぎ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015223

台中徳安購物中心、INGが経営引き継ぎ


 台湾鉄路(台鉄)台中駅近くのショッピングモール、徳安購物中心(台中市東区)を経営する徳安開発は6月1日、賃貸契約満了に伴い、同ショッピングモールの経営権を、賃主である蘭INGグループの香港・安智地産投資顧問台湾支社と富邦金融控股100%子会社となったING安泰人寿保険に引き渡す。これにより徳安開発は、台中小売市場から正式に撤退することになる。8日付経済日報が報じた。

 安泰人寿は2007年、台中市東区エリアの発展を好感し、徳安購物の建物と土地を46億台湾元(約140億円)で買収した。その後徳安開発はリースバック方式により経営を続けたが、賃料交渉が決裂して今回の結果に至った。

 徳安購物中心の洪聡貴総経理によると、INGグループの経営陣が6月に加わるが、現経営陣の80%が留任し、名称も変更しない。今後、8億元をかけて全面改装を計画しており、改装後出店を見込む300店のうち、78%が既に確定している。徳安購物中心の昨年の売上高は前年比5%減の25億元強。今後、年間売上高37億元を目指す。