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社子島開発に道筋、洪水防止計画が承認


ニュース 建設 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015225

社子島開発に道筋、洪水防止計画が承認

 
 淡水河と基隆河の合流地点にある台北市士林区の中州状の地域、社子島の洪水防止計画に経済部水資源委員会の承認が下りたことが、郝龍斌市長によって7日明らかにされた。行政院の最終認可を得られれば、社子島開発計画が着手となる。同地域は大雨で頻繁に洪水に見舞われることから、長期にわたって十分な開発が行われてこなかった。8日付聯合報が報じた。

 台北市政府は2010年末までに500億~800億台湾元(約1,500億~2,400億円)の予算で用地の取得と建築物の撤去、土地の埋め立てを行い、12年より住宅建設を始める方針だ。洪水防止は土堤と草地に役割を担わせる。

 同市はまた、社子島を将来的に農業生態園区として発展させる計画で、北端部はレジャー区として開発する。

 なお、今月17日には社子島から基隆河を挟んで承徳路に連絡する全長630メートルの社子大橋の起工式が行われる。同橋は来年完成の予定で、同地域の開発に当たるトラックなどの車両の利便性が高まることになる。