ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015228
8日付蘋果日報によると、非鉄金属の採鉱および鉄鋼製品の貿易を主な業務とする中国国営企業、中国中鋼集団(シノスチール)が、台湾での投資および事務所開設に強い意欲を持っているとの観測が出ている。
今年2月「戦略提携協議」に共同署名を交わした義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の招きにより現在台湾を訪問中の黄天文・中国中鋼総裁は、今回の訪台で台湾の投資環境を確認したい考えとみられる。
きょう8日から、銅線材や電線ケーブル台湾最大手の華新麗華(WALSIN)、台湾水泥(台湾セメント)、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、奇美集団など幅広い産業を対象に視察を行う。11日に義聯集団、12日には中国鋼鉄(CSC)を訪れる予定だ。
中華民国全国工業総会(工総)を訪問した際に黄総裁は、経済部投資審議委員会(投審会)関係者と会見し、中国資本による台湾投資開放に関する法規策定の進み具合について説明を受けたという。
台湾の中鋼や燁聯鋼鉄(YUSCO)と取り引きのある中国中鋼の2008年の売上高は、1,000億人民元(約1兆4,500億円)を超えている。
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