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国光石化のプラント計画、「来年3月には必ず着工」


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015229

国光石化のプラント計画、「来年3月には必ず着工」

 
 台湾中油傘下の国光石化科技(KPTC)が推進する、政府の重大投資プロジェクトに指定されている石油化学プラント(彰化県大城郷)計画について、経済建設委員会の陳添枝主任委員は先ごろの部会(省庁)横断会議で「来年3月に必ず着工する」と述べ、経済部工業局に全力を挙げて取り組むよう指示した。8日付経済日報が伝えた。

 この計画は初期段階で就業機会2,000件の創出が見込まれ、景気対策の観点から政府が推進を急いでいるものだ。

 ポイントとなる環境影響評価については、今月末までに提出、来年1月初めの承認を目指す。国光石化は、「利用可能な最高の技術」を採用することで、温室効果ガスの排出を大幅に抑制すると表明した。

 国光石化の計画は2期に分けられ、それぞれ4,000億台湾元(約1兆2,000億円)の資金が投入される。2009年~2015年までを第1期として、来年3月着工の初期段階には100億元が投入される予定だ。