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プロモス、300人のリストラ実施


ニュース 電子 作成日:2009年5月8日_記事番号:T00015239

プロモス、300人のリストラ実施

 
 中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の曽邦助副総経理は7日、300人余りのリストラを行うという観測を認める発言を行った。今回のリストラで従業員全体の約5.5%を削減する。8日付経済日報が報じた。

 曽副総経理によると、リストラの対象者は昨年末に閉鎖した新竹科学工業園区(竹科)8インチウエハー工場の従業員。これまでは業務が中断中だとして最低賃金1万7,280台湾元(約5万1,000円)の支給を続けていたが、中断期間の終了に伴い、中部科学工業園区(中科)および中国重慶工場などへの配置換えを決めた。しかし約300人が転任を拒否し、解雇を要求したためこれを受け入れたという。

 ただ、解雇手当の支給で短期内にまとまった費用が必要となり、現在手持ち現金が2億5,000万元のプロモスは、資金繰りがさらに厳しくなりそうだ。