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「輸出は9月からプラス成長」=経建会予測


ニュース その他分野 作成日:2009年5月11日_記事番号:T00015251

「輸出は9月からプラス成長」=経建会予測

 
 行政院経済建設委員会(経建会)は、世界経済の回復に加え、台湾製品の輸出拡大を目指す「新鄭和計画」の効果が表れるに伴い、輸出総額の前年比成長率は9月からプラスに転じるとの予測を示した。同会がこのほどまとめた、馬英九政権の経済政策による成果報告として、11日付経済日報が伝えた。

 同報告によると、台湾の輸出は昨年9月から前年比縮小が始まり、今年1月には減少幅が44.1%に達したが、その後月を追って回復を見せており、さらに第1四半期、新鄭和計画の効果により拡大した商機は53億米ドルに達したと指摘した。

 このほか、両岸(中台)間の規制緩和や減税措置の実施で、中国に進出する台湾系企業のUターン投資が増加したと指摘した。政府の支援を受けたものだけでも、2007年の141億台湾元から08年には205億元に増加し、今年は4月末までで129億元(約385億円)に達し、政策効果が表面化しているとした。

 同報告を基に劉兆元行政院長は5月19日、馬英九総統就任1周年の記者会見で業績報告を行う予定だ。