ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ネットブック販売が期待以下、受託各社Q2目標5%引き下げか


ニュース 電子 作成日:2009年5月11日_記事番号:T00015264

ネットブック販売が期待以下、受託各社Q2目標5%引き下げか

 
 低価格ノートパソコン(ネットブック)の販売が中国など新興市場で予想されたほど伸びず、ノートPC各社が受託メーカーに対する5~6月分の発注を第3四半期に先送りしたことから、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル•エレクトロニクス)などが第2四半期の出荷目標を5%下方修正したとの観測が出ている。11日付電子時報が報じた。

 宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)や海外大手などノートPC10社は第2四半期、新興市場を中心にネットブック新機種を相次いで投入しており、今期は計20機種以上が発売される予定だ。しかし、同市場では1台目のPCとして一般ノートPCを購入する消費者が多く、ネットブックは期待されたほど売れていないようだ。

 市場では、ネットブック成長の鈍化はIC設計業者の業績にも表れており、致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー、GMT)の4月売上高は、前月比13%減の3億2,900万台湾元(約9億8,000万円)、迅杰科技(ENEテクノロジー)は同20%減の1億600万元と、既に減収が見られる。