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新光三越、来年初めにも株式公開へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年7月16日_記事番号:T00001527

新光三越、来年初めにも株式公開へ


 百貨店大手の新光三越が、棚上げ状態だった株式公開計画を再始動した。同社の呉東興董事長はこのほど、中国での出店費用を補うため、来年第1四半期にも新規株式公開(IPO)を実施する考えを示した。16日付蘋果日報が報じた。

 同社は台湾全土で13店舗を展開し、1株当たり純利益は6台湾元を超えており、公募価格は少なくとも60元程度が見込まれる。同社は上場に向けたコンサルタントを台証証券に依頼した。

 新光三越はこれまで順調な増益で資金需要が生じなかったことから、株式上場を積極的には検討してこなかった。ただ、台湾の百貨店市場は次第に飽和状態になり、中国進出が避けられない状況となる中、資金需要が生じた格好だ。

 新光三越は今年、1号店として北京市に「北京新光天地」を開業。客単価は台湾より高い400人民元と業績は好調だ。重慶では2号店の出店計画が進んでいる。