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初のソーラーバス停、台北県で供用開始


ニュース 公益 作成日:2009年5月12日_記事番号:T00015281

初のソーラーバス停、台北県で供用開始

 
 台湾初の太陽エネルギーを利用したバス停が11日、供用を開始した。台北県政府が県政府の庁舎西側(板橋市)に設置したもので、蓄電量は最大2,700ワット。日照時間を1日平均2.5時間とすると、年間730キロワット時(kWh)の電力を節約、573キログラムの二酸化炭素排出量を抑制できる。12日付聯合報が伝えた。

 同県の鄧家基環境保護局長によると、同バス停のソーラーパネルの使用期限は20年、蓄電池は7時間のフル充電で連続40時間の電力供給が可能だ。

 周錫瑋県長によると、同県政府は今年、ソーラーバス停による総発電量32万kWhを目指しており、交通量の多い場所を中心にさらに10カ所設置する計画だ。また電動バイクの充電スタンド10基、および風力発電設備の設置を予定し、再生エネルギーの利用推進を進める。

 同県はまた、板橋市の新板橋特区を台湾初の「低炭素モデル地区」とし、発光ダイオード(LED)街灯や天然ガスタクシー乗り場の設置、貸し自転車網の整備を行う。