ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月12日_記事番号:T00015291
台湾を訪問中の中国国営企業、中国中鋼集団(シノスチール)の黄天文董事長は11日、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)を訪れ、既に今年2月、製品の台湾輸出の窓口となる台湾孫会社「中国金貿有限公司」(資本金2,000万台湾元=約6,000万円)の設立について、経済部より認可を得ていたことを明らかにした。同社オフィス(200坪)は台北101ビル61階に構える予定で、既に内装工事に入っており、早ければ9月にも開所する。中国国営企業による台湾での事務所開設は初めてだ。12日付蘋果日報などが報じた。
中国中鋼の黄天文董事長(左)と義聯集団創業者の林義守氏。両社は「戦略提携協議」に共同署名を交わしており、海外での鉱山開発への共同投資を検討中だ(11日=中央社)
黄董事長はまた、台湾での業務が拡大すれば、台北市に自社ビルを建設する可能性もあると語った。さらに、台湾政府による中国資本の台湾投資開放に支持を表明し、将来には台湾の鉄鋼メーカーとの資本提携にも意欲を示した。
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