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ペガトロン、アンドロイド搭載ネットブック受注か


ニュース 電子 作成日:2009年5月12日_記事番号:T00015301

ペガトロン、アンドロイド搭載ネットブック受注か

 
 華碩電脳(ASUS)傘下でOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛ける和碩聯合科技(ペガトロン)は、同社が第1四半期に発表したARMアーキテクチャ採用で、グーグルの「アンドロイド」プラットフォームを搭載した7インチ型ネットブックが、中国の流通業者から受注を獲得したもようだ。12日付電子時報が報じた。

 ペガトロンが製造するアンドロイド搭載機は、広州の中小業者が200米ドル以下で発売するとみられるが、同社は今後、欧米業者の受注も狙うとみられる。

 生き残りをかけ、中国などの流通業者からノーブランド製品の受注を積極的に進めるペガトロンは、インテルの「Atom」搭載機でも中国PC大手、方正科技(ファウンダー)や東南アジアの流通業者からの受注に成功している。個々の数は少ないものの、受注を積み重ねることにより、上半期の景気低迷を乗り切れそうだ。

 同社の4月の売上高は前月比3.9%減、前年同月比7.9%減の311億台湾元(約920億円)、1~4月累計では前年同期比15.2%減の1,113億200万元だった。