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翔鷺集団、漳州の石化プラントで起工式


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015318

翔鷺集団、漳州の石化プラントで起工式

 
 中国の台湾系石化メーカー、廈門翔鷺集団は8日、パラキシレン(PX)・高純度テレフタル酸(PTA)プラントの起工式を福建省漳州市古雷経済開発区で行った。2011年第1四半期の操業開始を見込む。13日付工商時報が伝えた。

 同プラントは騰龍芳烴によるPXプラント(年産80万トン)と翔鷺石化による年産150万トンのPTAプラントから成り、投資額は188億人民元(約551億円)。中国環境保護省が今年1月に着工を認可し、3月には国家発展改革委員会による認可を受けた。中国政府の国家石化産業調整振興計画にも含まれている。

 同プラントは当初、アモイ市の海滄南部地区に建設される構想で、06年11月にいったんは着工された。しかし、アモイ市民の集団デモなどを受け、07年後半に工事がストップし、建設先が古雷経済開発区に変更された経緯がある。

 翔鷺集団は東帝士(トンテックス)集団背任事件の主犯格で、中国に逃亡している陳由豪・同社前董事長がトップを務める企業として知られる。