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正隆紙業、ベトナム第2工場がQ3着工へ


ニュース その他製造 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015319

正隆紙業、ベトナム第2工場がQ3着工へ

 
 製紙大手の正隆紙業は、製紙産業の景気が既に底を打ったとみて、ベトナム南部ビンズオン省での第2紙器工場の設置計画を再開し、第3四半期に着工、来年半ばの竣工を予定している。建設費用は2,000万米ドルで、600万平方メートルの月産能力が新たに加わる見通しだ。13日付経済日報が報じた。

 世界経済低迷は、工業用紙を主力とする正隆紙業にも影響を与えており、同社は今年、世界的大手企業の顧客開拓を積極的に進めることで業績低下を抑える方針だ。

 経済日報によると、同社はナイキ、ウォルマート、アップルなどとと提携を結んでいるが、目下世界的大手企業からの新たな受注獲得に向け交渉を続けており、下半期にも確定する見通しだ。初期の受注規模は1,000万~2,000万台湾元(約2,900万~5,800万円)で、今後提携が順調に進めば月に4,000万元規模まで拡大する可能性もあり、ベトナム新工場は新たな顧客の需要を支える可能性がありそうだ。