ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015321
中国鋼鉄(CSC)の熱延価格は、国際オファー価格が最近1トン当たり380米ドルから420米ドルへと上昇していることに加え、川下メーカーの需要増によって、値上げが見込まれている。13日付工商時報が伝えた。
川下メーカーの燁輝企業や盛餘(SYSCO)、美亜鋼鉄、高興昌鋼鉄は、5月分の輸出受注が増加し、生産量が通常の8割水準まで回復している。
中鋼の張家祝董事長は12日「世界の鉄鋼景気は確実に回復に転じた」と語り、今後の市況を好感しているという認識を示した。また、陳源成総経理も「在庫消化を進めながら、長期的な損失を抑えるための手を打つ」と述べ、値上げ実施を示唆した。
世界鉄鋼協会の最新予測によると、今年の世界全体の鉄鋼消費量は前年比14.9%減となるものの、下半期に国際価格が落ち着きを見せ、景気は来年以降徐々に回復していく見通しだ。
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