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ソフトウエアの違法コピー率39%、初の世界平均以下


ニュース 電子 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015324

ソフトウエアの違法コピー率39%、初の世界平均以下

 
 ソフトウエアの権利保護団体、米ビジネス・ソフトウエア・アライアンス(BSA)の発表によると、2008年の台湾におけるソフトウエア違法コピー率(同年インストールされたソフトウエア全体に対する違法コピーの割合)は過去最低の39%となり、初めて世界平均(41%)を下回った。13日付電子時報が報じた。

 台湾の違法コピー率は、アジア・太平洋エリアでは日本(21%)、シンガポール(36%)に次ぐ低水準だ。05年の43%から低下が続いており、知的財産権に対する社会の意識向上がうかがえる。

 昨年第4四半期以降の世界的な景気低迷が、企業によるソフトウエアの違法コピーに与える影響の度合いは、来年発表の数値で明らかになりそうだ。

 台湾BSAの宋紅媞主席は、台湾の違法コピー率が今後3年間、年間3ポイントの割合で低下することを望むと語った。