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東芝と富士通がネットブック発表、台湾企業に恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015326

東芝と富士通がネットブック発表、台湾企業に恩恵

 
 東芝と富士通が12日、相次いで低価格ノートパソコン(ネットブック)を台湾で発表した。両社がネットブックに積極参入したことで、台湾の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)など受託生産メーカーは恩恵を受ける見通しだ。12日付経済日報が伝えた。

 東芝の新型ネットブック「NB200」は、コンパルが生産を受託している。同社は既に聯想集団(レノボ)やデルからも受注しており、コンパルの第2四半期出荷量は、単月でクアンタを上回る勢いを見せており、通期では前期比20%増加する見通しだ。

 一方、富士通は10インチ仕様のネットブック「M2010」の生産をクアンタに委託している。富士通は昨年、富士通シーメンスを完全子会社化して以降は台湾からの調達を増やしており、今後も12インチ以下の機種は主に台湾メーカーに生産を委託する方針だ。