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TSMC、LED事業への投資拡大【表】


ニュース 電子 作成日:2009年5月13日_記事番号:T00015329

TSMC、LED事業への投資拡大【表】

 
 台湾積体電路製造(TSMC)は先ごろ、傘下の投資会社ベンチャーテク・アライアンス・ファンド(VTAF)を通じて、発光ダイオード(LED)照明の研究開発(R&D)を手掛ける液光固態照明(Liquid LEDs)に対し2,600万台湾元(約7,620億円)の出資を行った。同社のLED事業への投資としては、昨年の米LED大手のブリッジラックスへの出資(持ち株比率3%)に続くもので、川上のエピタキシャルウエハーから川下の照明製品まで幅広く市場への参入を図るものとみられている。13日付経済日報が伝えた。

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 TSMCは「投資会社が決めたことで、当社は投資の進展についてコメントできない」としている。なお、同社第1四半期の財務報告によると、VTAFの液光固態照明への出資比率は11%だ。

 液光固態照明は資本金2,000万元で、世界初の交流電源によるLED電球を開発したメーカー。LED関連の特許を多数保有する江昆淵董事長と、宏碁(エイサー)創業者の施振栄氏が設立した智融集団(iDソフトキャピタル)の出資により2005年に創業している。