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タッチパネル好調、洋華とミルデックスが生産能力拡充へ


ニュース 電子 作成日:2009年5月14日_記事番号:T00015358

タッチパネル好調、洋華とミルデックスが生産能力拡充へ

 
 タッチパネル大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)と熒茂光学(ミルデックス・オプティカル)は、応用製品の拡大やサイズの大型化から需要が伸びており、今後の見通しも好感できるとして生産能力の拡充を進める計画だ。14日付工商時報が報じた。

 洋華は今年、生産能力拡充に1,000万米ドルを投じる考えだ。主力のタッチウインドウの月産能力は、現在の200万枚から400万枚に、静電容量方式タッチパネルは100万枚から200万枚に倍増させる。一方、従来型の抵抗膜方式タッチパネルは400万枚から200万枚に減らす予定だ。

 ミルデックスは、中国のノーブランド携帯電話、山寨機(さんさいき)向け受注が好調で、第3四半期にタッチウインドウのラインを1本増やし、月産能力を現在の50万枚から年内に100万枚に拡充する計画だ。

 介面光電(Jタッチ)は、現在の月産能力がタッチウインドウで200万枚、静電容量方式が200万枚、従来型の抵抗膜方式で50万枚だ。ノートパソコンへのタッチパネル搭載が第4四半期時点で大幅に進んでいれば、生産能力拡充の可能性もあるとしている。