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馬政権の対中政策、「主権損なわれず」5割に=中国時報【図】


ニュース 政治 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015399

馬政権の対中政策、「主権損なわれず」5割に=中国時報【図】

 
 20日で就任1周年を迎える馬英九政権に対し中国時報が行った世論調査で、「政府の両岸(中台)政策によって台湾の主権が損なわれているか」との質問に49.5%の市民が「損なわれていない」と答えたことが分かった。また、45%が「中台交流のスピードは適切」と答え、「中台が友好的な関係にある」との回答も過去最高の57%に達した。18日付中国時報が報じた。
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 同紙の調査によると、「対中政策によって台湾の主権は損なわれていない」と考える市民の割合は、4月下旬の中台公式協議(第3回江陳会談)直後に行われた前回調査時の35%から15ポイント大幅に上昇した。ただ、一方で「主権が損なわれている」と答えた割合も、前回から2ポイント上昇して37%となった。

 今後の中台関係については「永遠に現状を維持すべき」が44%、「現状維持後、状況を見て独立」が24%、「できるだけ早く独立」が9%となり、「独立志向」を示す割合が過去最高を記録した。一方、「現状維持後、状況を見て統一」が14.4%、「できるだけ早く統一」が1.2%と「中台統一」志向も計15.6%となり、前回より4ポイント上昇した。

 同調査は12日までに台湾の成人1,000人余りに対し電話で行われた。