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長庚医院、陽子線がんセンター設立を計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月18日_記事番号:T00015409

長庚医院、陽子線がんセンター設立を計画

 
 台塑集団(台湾プラスチックスグループ)幹部は15日、傘下の長庚紀念医院が計画している陽子線がん治療センターが、今年末にも着工する見通しとなっていることを明らかにした。16日付経済日報が報じた。

 同センターの投資額は約50億台湾元(約144億円)で、林口長庚医院(桃園県亀山郷)付近の6ヘクタールの用地に開発される先端医療園区内に設置され、2011年末に竣工、2012年末から患者を受け入れる予定だ。

 鴻海精密工業の郭台銘董事長が150億元を寄付し、台湾大学と提携して設立する計画のがんセンターおよび陽子線治療センターに先駆けて、台湾初の陽子線センターとなる可能性もある。

 行政院衛生署は先週、長庚医院の陽子線センター設立案に関する審議会を開いた。早ければ今年7~8月に第1次審査会が開かれ計画が承認される見通しだ。

 陽子線は放射線の一種で、周りの健康な細胞にダメージを最小限に抑えてがん細胞を治療できる新技術として注目されている。