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「Q4からプラス成長に」、陳経建会主任が見通し


ニュース その他分野 作成日:2009年5月19日_記事番号:T00015430

「Q4からプラス成長に」、陳経建会主任が見通し

 
 行政院経済建設委員会(経建会)の陳添枝主任委員は18日、立法院経済委員会における答弁で「台湾経済は早ければ第3四半期から回復に向かい、第4四半期からプラス成長に転じる」との見解を示した。19日付工商時報が伝えた。

 陳主任委員は「経済指標を見ると台湾景気回復が米国に先行していることが明らか」した上で、全米の経済学者を対象にした調査を基に米ウォールストリート・ジャーナルが「米国経済は8月が底」と予測したことを挙げ、「台湾経済はそれより早く底を打つ」と強調した。

 このほか、同じく答弁に立った尹啓銘経済部長も、今年の域内の固定投資は前年比17.76%減とする主計処の予測を尊重するとしながらも、「各投資プロジェクトへの企業誘致を進め、主計処の予測を上回りたい」との方針を表明した。尹部長は、加工輸出区では投資拡大計画や新たな投資プロジェクトが最近だけでも計5件立ち上げられ、その総投資金額は100億台湾元(約292億円)に達すると指摘した。