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台湾のWHO活動参画、「今後は全面・直接・永続的に」


ニュース 政治 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015458

台湾のWHO活動参画、「今後は全面・直接・永続的に」

 
 スイス・ジュネーブで開催中の世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)に、専門家として台湾の代表団に加わっている陳建仁・元行政院衛生署長は19日、「今年『中華台北』としてWHAに出席したことは重要な一歩であり、今後は全面的、直接的、永続的に参与する方向で努力すべき」との考えを示した。20日付中国時報が報じた。

 専門家として新型インフルエンザ(H1N1)関連の専門家会議などに出席している陳元衛生署長は、「年次総会への出席に終われば365分の1の参画に過ぎず、専門家会議への出席だけでも3~4%にとどまる」と語り、今後はWHOの活動にさらに深く関与していくことが重要だと強調した。

 また、争議が起きている台湾の名称問題について陳元衛生署長は「参加することが最も重要」とした上で、「本来台湾は中国の一部ではなく、だからこそ『中華台北』の名称が与えられている」と語った。