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WHO年次総会で葉代表が発言、「台湾は国際衛生に貢献できる」


ニュース 政治 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015459

WHO年次総会で葉代表が発言、「台湾は国際衛生に貢献できる」

 
 スイス・ジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)で19日、オブザーバーとして38年ぶりにWHO活動への復帰を果たした台湾にも発言の機会が与えられ、葉金川代表(行政院衛生署長)が演台で約4分間のスピーチを行った。その中で葉代表は、「『中華台北』は国際衛生に貢献したいという気持ちがあり、その能力もある」と語り、最後に英語、中国語、台湾語による年次総会への招待に対する感謝の言葉でスピーチを終えた。20日付中国時報が報じた。

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WHO年次総会でスピーチを行う葉衛生署長。会場からは盛大な拍手が巻き起こった(19日=中央社)

 葉代表はスピーチを終えた後メディアに対し、「発言の順番は最後だったが、ようやく台湾が表舞台に立つことができた」と感想を語った。また18日に米国や欧州連合(EU)代表が発言の中で「Taiwan」または「Chinese Taipei」の名を挙げて歓迎の意を表明したことに対し、「わが国にとって名誉なことだ」と2度繰り返した。

 このほか葉代表はこの日、日本代表の渡辺孝男厚生労働副大臣と異例の閣僚級会談を行ない、今後公衆衛生や新型インフルエンザのワクチン開発などで協力することに合意した。